胸ニキビに似ているマラセチア毛包炎と治療

胸ニキビに似ているマラセチア毛包炎と治療

胸ニキビだと思って、通常のニキビケアで治そうと試すも、一向に改善されない。
オカシイなと思い、皮膚科で診断を受け「マラセチア毛包炎」と聞きなれない皮膚病名を耳にしたという人が多いです。

 

実は、マラセチア毛包炎は、素人判断では一見ニキビや汗疹と区別がつかないのです。
発生する場所も、胸に限らず、背中や肩から二の腕にかけて、顔にも発生することもあるので厄介なわけですね。

 

ここでは、マラセチア毛包炎について説明しています。

 

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胸ニキビに似ているマラセチア毛包炎とは?

マラセチア毛包炎の原因になる、マラセチアはカビの一種で、日本では癜風菌(でんぷうきん)と呼ばれています。現在10種類確認されているマラセチアですが、マラセチア毛包炎を起こすのは5種類とされています。

 

マラセチア毛包炎を発症し重症化する方は、元々汗をかきやすい、皮膚が脂症、皮膚疾患が出やすい弱い肌であるということが挙げられます。

 

マラセチアは人間の体には常在するものなので皮膚に免疫力がある時は、さほど問題はないのです。ですが、胸元のように、皮脂が出やすく汗が溜まりやすい場所は毛穴の中でマラセチアが増えていきます。

 

マラセチア菌は、皮脂や湿気を好んでいるので増殖しやすいからです。

 

すると、マラセチアは部分的なものであれば毛胞炎で済みますが、放置すればするほど脂漏性皮膚炎や癜風となり治りにくくなります。

 

最近、頭皮にも脂漏性皮膚炎が発生することもあり、病院に立ち寄る人が増えてきていますね。頭皮全体が脂でベタベタしやすい、フケが多量に出やすい人は要注意のようです。

 

つまり、胸部には多くの皮脂腺が存在しているので、肌が脂症の人や汗かきやすい人はマラセチアが潜んでいるかもしれません。
普段、衣類で胸部を覆うので通気性が悪く、マラセチアにとっては好環境の場と言えるわけですね。

 

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マラセチア毛包炎を治すには?

胸ニキビとマラセチア毛包炎の違いは、皮膚科で顕微鏡検査をしないと判別しようがありません。

 

胸ニキビは基本的にニキビの治療になりますが、マラセチア毛包炎の場合は治療法が異なってきます。
顕微鏡検査の結果、アクネ桿菌(かんきん)が発見されれば胸ニキビになり、マラセチアが発見されるとマラセチア毛包炎ということになります。

 

マラセチア毛包炎の治療には、イミダゾールなどの抗真菌系外用薬を使用します。これをこまめに広範囲に患部に塗っていくことです。

 

後は、患者さんの生活習慣の改善にかかっています。マラセチアは油分を好みますので、脂物が好きな方には、食事では控えて頂かなくてはいけないのです。

 

背中、胸、額など部分的に発生している場合には、シャンプー、リンスのすすぎ残しがないかどうかに気を使いましょう。
というのは、これらをエサにしてマラセチアが繁殖するケースもありますから。

 

また着るものもなるべく通気性がよく、肌に優しい素材のものを着ることですね。

 

ストレスを溜めないために運動もいいのですが、エアロビクスやステップなど汗を大量に流すような激しい運動はマラセチア毛包炎を悪化させ治療を長期化させてしまいます。

 

アトピーを併発している方は、なおさらですので注意しましょう。

 

さいごに

胸ニキビケアをきちんとしているのに、一向にブツブツが治らない、悪化しているとなると、マラセチア毛包炎の可能性がありますので一度皮膚科を受診されることをオススメします。

 

ちゃんと専門の治療薬がありますから、正しく服用することで改善が見込めます。
改善できたからと治療を中断にするのではなく、引き続き、胸部を清潔に保持していくことが大切です。

 

マラセチア毛包炎は、表面上は治ったとしても再発することもありますので、長い目で付き合うことが治すための近道ともいえます。

 

美しいデコルテラインを作りたいのなら、早めのケアが大切ですからね!

 

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